Foyer Groupは、創業60周年を記念して、SHIBUTA KAORU EXHIBITION “Foyer1965”を開催します。
本展では、香川県在住の美術作家、渋田薫(1980-)に焦点を当てます。渋田は北海道の大自然の中で感性豊かに育ちました。“世界は音でつながっている”という渋田独自の考えを元に、のびやかで、みるものを心躍らせる作品を制作しています。
2024年、渋田は制作拠点を京都から香川に移しました。波の音が聞こえる新たな環境で、海辺の風や海辺でたたずんだ際の孤独感など五感で感じるすべてを制作に生かしています。きらめく光が絶え間なく降り注ぐ瀬戸内から、渋田は新たな展開を求め自身と向きあっています。
本展では、Foyer Groupの想い「上質なファッションと文化をお届けするFoyer(フォワイエ=憩いの場)であること、またそこでのコミュニケーションから生まれる“つながり”を大切に考えていること」に感銘を受けた渋田が、Foyer Groupがはじまった1965年にフォーカスし、当時流行したファッション、音楽、アートを元に制作した新作をはじめ約30点を紹介します。
耳を澄まし、心を澄ましてご覧ください。
※瀬戸内国際芸術祭2025県内連携事業「くるりアートかがわ」採択事業
【“Foyer1965” 開催概要】
・2025/8/16(土)~2025/8/31(日)11:00-17:00
・会場:Tsuneya本店、OUI FOYER
・休館日:18(月)、25(月)
協力:kurogane額縁、ぶどうと活きる
後援:百十四銀行 高松支店
▶EVENT:8/16(土)ギャラリートーク
渋田さんによる作品解説をはじめ、香川に移住してからの作品制作のことなど、ざっくばらんにお話しします。お気軽にご参加いただけるトークイベントです。
・8/16(土)14:00~15:00
・ゲスト:渋田薫
・司会:谷益美 (株式会社ONDO代表取締役・早稲田大学非常勤講師)
・会場:Tsuneya2階
・定員:30名
・予約制:7/16(水)10時~WEB申し込み/リンク等Foyer GroupのHP、Instagramにてご案内します
・参加無料、お一人様につき1ドリンクのご注文をお願いいたします
・当日は三椏珈琲室さんがおいしいドリンクを提供します。飲み物を飲みながら、ゆったりとトークをお楽しみください
※内容については、変更になる場合があります。
▶三椏珈琲室 カフェPOP UP(OUI FOYER)
OUI FOYERにて以下の時間で出店予定です。おいしいドリンクとともに、渋田さんの世界をお楽しみください。
23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日) 各日11:00~16:00
【渋田薫 SHIBUTA KAORU】
1980年北海道生まれ。
2000年にPanMake-up School、2003年にKanebo Make-up Institute卒業。
北海道の大自然で育つ。音が色や形となって現れる様子を元に即興的かつ共感覚的に描いている。これまでにバルセロナ芸術センターEspronceda、サンタモニカ美術館(CASM)、ロシア国立現代アートセンター(NCCA)、ART:1 NEW MUSEUM(ジャカルタ)、European Cultural Center(ヴェネツィア)、高松市塩江美術館などで発表を行う。
<受賞歴>
2023 JK-Gコンペティション2023大賞(BISUNJAE GALLERY、ソウル)
2021 第13回紙のアートフェスティバル大賞(ふじ・紙のアートミュージアム、静岡)
2021 EX-TEMPORE PTUJ 2021審査員特別賞(PTUJ、スロベニア)
2021 SHIBUYA AWARDS 2021 Shibuya Sound Music賞(東京)
2019 The 14th Arte Laguna Prize BASU FOUNDATION賞、OUT OF BLUE賞(Arsenal、ヴェネツィア)
<所蔵>
高松市塩江美術館(香川)
Barcelona Art and Culture Center Espronceda(バルセロナ)
ART:1 NEW MUSEUM(ジャカルタ)
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート(沖縄)
Elisabeth Jones Art Center(ポートランド)
Lake Studios Berlin(ベルリン)
【Foyer Group】
1965年、丸亀町商店街で洋服を仕立てる小さなお店から始まりました。丸亀町を中心に現在もコンセプトの違う店舗が複数ありますが、今も昔も変わらず共通しているのは『本物志向』と『美に対する意識』。今はなきFoyerビルは安藤忠雄氏が設計(1984-2010)、高松の芸術文化発展にも寄与してまいりました。ファッションを知るにはアートや文化に触れ、感性を磨いていくことが大切だと考えています。