アパレル×DXのチャレンジで
「最適解」を導き出していくこと。

O・Tさん
バックオフィス(管理部門)・マネージャー
2000年入社
O・Tさん

ショップの売上に貢献できるやりがい

私が入社した当時は、店舗ごとの売上や在庫状況などの管理は、事務処理に特化した小型コンピューターを使っていました。Foyer Groupはコンピューターの導入も他と比べて早かった印象がありますね。

ただ、そのシステムは決まった形でしかデータを抜粋できないので、細かいデータ分析には向いていない側面もあって。手作業で数値をExcelに載せ替えて、より詳細なデータ分析を行っていました。

バックオフィスの業務は、いかに現場の人たちに喜んでもらえるかがポイントです。PhotoshopやIllustratorを独学で学んで、店舗のチラシを作ったこともありました。
データ分析や自分が作った販促ツールで、お店の売上に貢献できたときはやりがいも大きいですし、「そんなこともできるんですか、すごいですね」と社員から言われるとシンプルに嬉しくなりますね。

DXに向けて、第一歩を踏み出した

今、Foyer Groupが力を入れているテーマの一つが「DX化」。業務効率化につながる新たなシステムを導入することになり、中小機構のハンズオン支援(専門家派遣)というものを利用して、アドバイザーの方に協力していただくことになりました。

まずは現状の仕事の棚卸しをして、どう業務の効率化につながるのか検証していきました。店舗メンバーに協力してもらいながら、どういう課題があって、どのレベルで解決できるか。一つ一つの業務を検証して、全体の計画を立てていきます。これが想像以上に大変な作業でしたね。

システムの基本的なパッケージはITベンダーさんにお願いして、足りない機能は自社でツールを組み合わせるという難易度の高いプロジェクトでしたが、2年半かけて何とか導入まで持っていくことができました。現場からも「すぐ帰れるようになった」「作業がラクになった」という声が聞けてホッと胸を撫で下ろしています。

養われたのは、全体を見渡す「鳥の目」

大変苦労したDX 化のプロジェクトはアドバイザーの方と二人三脚でやっていきましたが、得るものも大きかったですね。例えば、商品が売れた=利益ではなく、その利益が出るまでにどのような数値化しづらいコストや手間がかかっているか。全体の構造を知って、立体的に見ることの大切さに気づかされました。

サッカーでいうところのピッチ全体を俯瞰で見る、という感覚に近いかもしれません。全体的な仕組みを見ないと本当の効率化はできないという新たな視点を学ぶことができ、導入まで大変だった分、自分の枠も広がった気がしています。

本来システムの導入は、明確なゴールがあって、それに向けた概要をしっかり決めてからシステムを組んでいくのですが、今回のプロジェクトは「アジャイル方式」といって、走りながら方向性を決めていくやり方でした。そのおかげで想定よりも早く導入までこぎつけることができました。

登壇という経験が、自信につながった

当社くらいの規模の小売業が、アジャイル方式でシステム導入をするのは、業界的にも珍しい事例だったようで、「中小機構ハンズオンセミナー」という場に登壇して、成果を発表してほしいと依頼を受けました。

もともと私はあまり表に出たくないタイプなのですが、もうここは開き直って、登壇することにしました。会場とオンラインのハイブリッドで開催し、参加者は約250名。緊張しましたね。
入社当時は「声が小さい」とよく言われていた自分が、大勢の人の前でしゃべることになるなんて想像もしていませんでした。でも、この経験が少しは自信につながったかなと思います。

マネージャーにも抜擢されて、会社全体を見る役割になり、プロジェクトで養った「俯瞰で見る目」も活かせています。
ただ、立場が上になると発言の重みが変わります。システムの歪みを拾うために現場の意見を聞くことも多いのですが、メンバーのプレッシャーにならないようコミュニケーションの取り方には気を配っています。

「変わること」をおそれない

長年、勤めてみて感じるのは、Foyer Groupは自分のやりたい方向に行かせてくれる会社だなということ。やりたいことがあったとき、どんな内容でも必ず話を聞いてくれて、前向きに検討してくれますし、システムを選んだり、新しいツールを導入するときも、必要なことであればすぐに検討してくれます。
新しいものに対して抵抗がなく、受け入れてくれる会社なので、チャレンジもしやすい環境なのだと思います。

私のこれまでのキャリアは予想外の連続。たまたま情報システムに関わり、たまたま大きなシステム入れ替え時期を迎えた、という偶然を前にして、限界を決めず自分なりに挑戦してきた結果が今に辿り着いているのだと思います。

自分に何が向いているのか。どれだけネットで情報を集めても、実際にやってみないと分かりませんから、仕事選びでも自分で選択肢を狭めず、とりあえず挑戦してみる、というのも大切なことだと思います。

Other Interviews先輩社員の声

S・Mさん

S・Mさん

Tsuneya・人材戦略チーム
2019年入社
今の自分より少し背伸びしたブランドで、キャリアも、視野も大きく広がりました。

VIEW MORE

T・Eさん

T・Eさん

トゥモローランド・店長
2010年入社
子育ても、キャリアも充実させるモデルケースになっていきたいです。

VIEW MORE

M・Mさん

M・Mさん

トゥモローランド・SNS運用
2020年入社
販売だけでなく、SNS担当として。自分なりの「感性」も活かしています。

VIEW MORE

I・Mさん

I・Mさん

Tsuneya・シニアマネージャー
2001年入社入社
憧れだったパリ・ミラノへの買い付け。今は新しい夢に向かって動き出しています。

VIEW MORE